あなたのシュガーリングサロンは何色?
サロンのカラーが定まっていなかった当初
最初に独立した頃は、自宅サロンとして、色々なことがまだまだ未熟でした。このチープな空間を見てください(笑)自分の好きだったものや、思い出の品を並べていただけ。今では、なぜあんなに色々とチグハグな空間にしていたのだろう…と恥ずかしく思います。
コンセプトやブランディングについて、全くと言っていいほど考えていませんでしたし、プロフェッショナルサロンオーナーとして自分のセンスもちっとも磨かれていない2012年当時でした。
当時はブラジルをよく知るアーティストさんにお願いして、ブラジルらしさあふれるロゴを描いていただきました。
独立したての時は、ちょうどブラジリアンワックスがじわじわと人気を高めてきたところだったので、大好きなブラジルとブラジリアンワックス、ちょうどいい!という単純な動機でこのようなアイデアに至っていました。
そしてカラーはピンク色。
コンセプトに沿って決めたというよりは、当初から抱いていた「いつかサロンを作る時にはピンクを使おう」というおぼろげながらのイメージによって、何となく決めてしまいました。
振り返ってみると、サロンの店内とはチグハグで、強い印象のピンク色でした。
このように、ブランディングがしっかりできていたわけではなく、好きなものや直感でサロンのロゴ・WEBデザインを決めてしまっていたわけですが、当時からブラジリアンワックスが特別なものではなく、もっと身近に、お客様が緊張しないようフレンドリーな雰囲気で。ブラジルの女の子のように健康的にナチュラルに。という願いはいつも心に持ちながら働いていました。
シュガーリングブランドとして
もっと、柔らかくて優しい、誰にでも受け入れていただけるようなシンプルなデザインに変更しました。
カラーも同じピンク系という点は引き継ぎながら、当初の願いであった「VIO脱毛が誰でも緊張せずに受けていただけるようなフレンドリーさ」ナチュラル・ブティックサロン・女性向け、というポイントを、より表してくれそうな色を選びました。
そして以降は、たくさん失敗しつつも、色やフォントにこだわった発信を心がけています。
サロン作りでの色の重要性
シュガーリングワークショップのお教室としての鎌倉サロン
ブランドカラーにこだわると面白い‼︎
また照明や空間の状況によっても、サンプルでイメージしていたのと違った色の出方をするということも。
Sugaring Workshopの雰囲気を出したいからといって、このロゴと同じ色を塗れば良いというわけでもないのですね。
ピンク一つをとっても、ちょっとの違いで、落ち着いた雰囲気にしたかったのにポップな感じになってしまったり。
色選びというのは、雰囲気を作り出すものですので、「ただ自分が好きな色だから」ではなくコンセプト&お客様目線を大切に、しっかりと決めていきましょう。
人間が視覚から得る情報は8割とも9割とも言われています。
あなたがご提供したいシュガーリングサービス、想いがちゃんと届いていくようなブランディングも、一緒に追求していきたいと思います。
あなたのカラーを持ったオリジナルサロンの開店を、私も楽しみにしています!