シュガーリングサロンのブランドイメージ

Saki Mizumoto

あなたのシュガーリングサロンは何色?

シュガーリングサロンオープンを目指してお勉強中の皆さん、今回はシュガーリング技術のことではなく、サロンのブランディングに関することをお伝えします。

さて、私水本は、現在皆さんのシュガーリング実技レッスンを行う現場となるサロンの内装工事に奔走しています。

今回で、脱毛サロンの開店準備に携わるのは4度目の経験になります。

4度目ですが、今回のサロン作りには一番苦労をしており、こんなにもブランドイメージを表現するということについて考えたことはありません。

ブランドコンセプトの軸を定め、それを最大限に表現するようなイメージを打ち出すこと。

ブランドイメージを沸き起こさせるには、色の世界がとっても大切だな、と実感しましたので皆さんにもシェアさせてください。
独立当初、2度目のサロン開店

サロンのカラーが定まっていなかった当初

1度目の開店準備は、雇われ店長としてお仕事をしていたサロンにて、2度目以降は独立し、自分のサロンとして携わりました。
最初に独立した頃は、自宅サロンとして、色々なことがまだまだ未熟でした。このチープな空間を見てください(笑)自分の好きだったものや、思い出の品を並べていただけ。今では、なぜあんなに色々とチグハグな空間にしていたのだろう…と恥ずかしく思います。
コンセプトやブランディングについて、全くと言っていいほど考えていませんでしたし、プロフェッショナルサロンオーナーとして自分のセンスもちっとも磨かれていない2012年当時でした。
これが当時のシュガーペーストのロゴ、今とは全く違ったデザインでした。
当時はブラジルをよく知るアーティストさんにお願いして、ブラジルらしさあふれるロゴを描いていただきました。
独立したての時は、ちょうどブラジリアンワックスがじわじわと人気を高めてきたところだったので、大好きなブラジルとブラジリアンワックス、ちょうどいい!という単純な動機でこのようなアイデアに至っていました。
そしてカラーはピンク色。
コンセプトに沿って決めたというよりは、当初から抱いていた「いつかサロンを作る時にはピンクを使おう」というおぼろげながらのイメージによって、何となく決めてしまいました。
振り返ってみると、サロンの店内とはチグハグで、強い印象のピンク色でした。

このように、ブランディングがしっかりできていたわけではなく、好きなものや直感でサロンのロゴ・WEBデザインを決めてしまっていたわけですが、当時からブラジリアンワックスが特別なものではなく、もっと身近に、お客様が緊張しないようフレンドリーな雰囲気で。ブラジルの女の子のように健康的にナチュラルに。という願いはいつも心に持ちながら働いていました。

シュガーリングブランドとして

ブラジリアンワックスを、ワックスとシュガーによってご提供していた時代を経て、本格的にシュガーリングに専念してきた時に、個人の私小説的な世界観では限界がある、と感じ、新しいブランドイメージへと、リ・ブランディングをしました。
もっと、柔らかくて優しい、誰にでも受け入れていただけるようなシンプルなデザインに変更しました。
カラーも同じピンク系という点は引き継ぎながら、当初の願いであった「VIO脱毛が誰でも緊張せずに受けていただけるようなフレンドリーさ」ナチュラル・ブティックサロン・女性向け、というポイントを、より表してくれそうな色を選びました。
そして以降は、たくさん失敗しつつも、色やフォントにこだわった発信を心がけています。
Write your awesome label here.

サロン作りでの色の重要性

このような変遷を経て、チグハグだった当時と今では、自分の中でも多くのことが変わってきました。色のおかげで視覚から、自分自身の中の軸が定まってきたように感じます。
色の選び方は、コンセプトと相反しない、サロンをすでに持っている方は、使っている色をピックアップして広げて行ったり、1色が決まったら、さらに雰囲気を構築してくれるようなカラースキームを作っていくと良いですね。
Morena Sugarin Kamakura

シュガーリングワークショップのお教室としての鎌倉サロン

「好き」も大切にしつつコンセプト・お客様目線からずれないデザイン
女性向け・優しい・ナチュラル
そんなコンセプトを元に内装を考えました。
内装デザインは自分たちで考え納得がいくものにしました。

ブランドカラーにこだわると面白い‼︎

今回のサロン作りでは、店内に使う色にこだわり、とても面白い発見をしました。カラーサンプルではほとんど違いが分からないくらいの色であっても、室内に塗り広げると雰囲気が違ったり。
また照明や空間の状況によっても、サンプルでイメージしていたのと違った色の出方をするということも。
Sugaring Workshopの雰囲気を出したいからといって、このロゴと同じ色を塗れば良いというわけでもないのですね。
ピンク一つをとっても、ちょっとの違いで、落ち着いた雰囲気にしたかったのにポップな感じになってしまったり。
色選びというのは、雰囲気を作り出すものですので、「ただ自分が好きな色だから」ではなくコンセプト&お客様目線を大切に、しっかりと決めていきましょう。

人間が視覚から得る情報は8割とも9割とも言われています。

あなたがご提供したいシュガーリングサービス、想いがちゃんと届いていくようなブランディングも、一緒に追求していきたいと思います。
あなたのカラーを持ったオリジナルサロンの開店を、私も楽しみにしています!
シュガーリストになりたい?!

初心者さんからシュガーリングサロンオーナーに

講師の水本も最初は初心者でした。
あなたも、自分のサロンを持つことは夢ではありません‼︎
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